まだ間に合う刺青除去
健康診断で要注意といわれると、多くの人が食生活を見直したり、薬を服用したりすることでコントロールしようと努力されるのですが、リスクがニ番目に高いにもかかわらず、喫煙をやめる方は実際には多くありません。
そのため、いくら血糖やコレステロールをコントロールしても、タバコを吸いつづけていたのでは効果はありません。
喫煙しているかぎり、動脈硬化はどんどん進んでいきます。
五十歳以降も健康でいるためには、まずは動脈硬化を招く四つの危険要因をすべて取り除くことです。
そのうえで体温を恒常的に上げる努力を続けていけば、血流が改善されるので、硬くなった血管細胞のダメージも徐々に回復し、動脈硬化は改善されていきます。
動脈硬化が改善されれば、それだけ病気を発症しにくくなるのです。
私たちの体は、生命を維持するだけでかなりのエネルギーを消費しています。
成人が一日に必要とするエネルギー量は、男性でニ○○○〜ニ二○○キロカロリー、体温を恒常的に上げるもっともよい方法は、基礎代謝を上げることです。
基礎代謝というのは、何もせずにじっとしていても、体が消費するエネルギーのことです。
女性で一八○○〜ニ○○○キロカロリー程度といわれています(もちろんこれは年齢や体重、運動量によっても変化するのであくまでも目安です)が、この、一日に必要とするエネルギー量の約六○〜七○%は、じつは基礎代謝なのです。
つまり、私たちの体は、エネルギーの大半を基礎代謝として消費しているということです。
世の中には、たくさん食べているのになぜか太らない人と、反対にたいして食べていないのにすぐに太ってしまう人がいます。
こうした違いは、よく「生まれながらの体質の違い」だといわれますが、それは違います。
食べても太らない人は、もともと食べても太らない体質なのではなく、「基礎代謝が大きい」という体質を後天的に獲得してきた人なのです。
基礎代謝が大きいと、何もしなくてもより多くのエネルギーを消費するので、同じカロリーを摂取しても太りにくくなるというわけです。
体温と基礎代謝は正比例の関係にあります。
これは基礎代謝の多くが体温維持に使われているからです。
同じ年ごろ、同じ体型、同じ環境では、体温の高い人のほうが基礎代謝は多く、体温が低い人ほど基礎代謝は少なくなります。
では、どのくらい違うのかというと、なんと体温が一度低下しただけで、基礎代謝は約三%も低下してしまうのです。
たとえば、一日ニ○○○キロカロリーのエネルギーを消費している人だと、基礎代謝はその約七割で一四○○キロカロリー。
その一二%ということは、一六八キロカロリー。
三十分間ウォーキングしたときの消費カロリーは個人差がありますが、だいたい約一○○キロカロリー程度なので、体温が一度高くなると、寝ていても毎日三十分間ウォーキングする以上のカロリーを消費する体になるということです。
さて、ここからが本題です。
では、どうすれば基礎代謝を上げることができるのでしょう。
ヒントは、基礎代謝は同じ体重の場合でも女性より男性のほうが多いということになります。
じつはこの差は、男女の筋肉量の差です。
男性は女性より筋肉の量が多いため、自然と基礎代謝も多くなるのです。
筋肉量と基礎代謝量は、体温と基礎代謝量と同じく正比例の関係にあります。
なぜなら、私たちの体の中で「熱T体温)」をもっとも多くつくりだしているのが筋肉「筋肉を増やしましょう」というと、女性の中には抵抗を感じる方もいるかもしれません。
でも、筋肉が増えると、女性にとってとてもいいことがたくさんあります。
まず、低体温が解消されるので、病気になりにくくなると同時に、ストレスにも強くなります。
そして、全身の血行がよくなるので、細胞の一つひとつが元気になります。
女性にとってこの効果が実感されるのは、何といっても肌が美しくなることだと思います。
つまり、ごくかんたんにいえば、筋肉を増やせば基礎代謝は自然と上がり、基礎代謝が上がれば体温も自然と上がるということです。
何よりも、筋肉を増やす最大のメリットは、基礎代謝が上がることにより、食べても太りにくい体になることでしょう。
女性にとってダイエットは永遠のテーマです。
苦労して食事制限をしてやせたけれど、ダイエットをやめたらすぐにリバウンドしてしまった。
そんな経験をしたことのある人は多いと思います。
ダイエットしてもリバウンドしてしまうのは、そのダイエット法に大きな間違いがあるからです。
ダイエットの正しい知識として、まず知っていただきたいのは、食事制限(カロリーリストラクション)をしても、よほど頑張らないかぎり内臓脂肪は減らないということです。
食事制限をしたとき、真っ先に減るのはじつは脂肪ではなく、筋肉と水分なのです。
ですから、食事制限をして一、二キロやせたからといって喜んではいけません。
それは脂肪ではなく、筋肉と水分が減っているのです。
もちろんダイエットをする場合、ある程度のカロリー制限は必要です。
でもそれは、あくまでも過剰なカロリー摂取を控えることが必要なのであって、最低限必要な栄養とカロリーは摂取しなければなりません。
そうしないと、脂肪ではなく筋肉が落ちてと・・・これはとても大きな違いです。
筋肉という基礎代謝を上げるのにもっとも貢献する部分が、そっくり脂肪に置き換わるということは、体重は同じなのに基礎代謝が低下したということにほかなりません。
それに、筋肉と脂肪では脂肪のほうが軽いので、体重では同じ三キロでもサイズは太くなってしまいます。
体重はもとに戻っただけなのに、どうも服のサイズが合わない、そう感じたらそれは筋肉が脂肪に変化した証拠です。
しまうので、かえってやせにくい脂肪だらけの体をつくることになってしまいます。
カロリーを抑えるダイエットでもっとも怖いのは、やせるときは筋肉が落ち、リバウンドするときは、その分が「脂肪」として増えてしまうということです。
たとえば、カロリー制限で体重を三キロ落とし、その後リバウンドで三キロ体重が増えたとしましょう。
そんなとき、多くの人は「もとに戻ってしまった」といいますが、それは違います。
体の中では、劇的な変化が起きています。
なぜなら、最初に減った三キロは筋肉ですが、リバウンドで増えた三キロは脂肪だからです。
さらに、筋肉が減るということは、熱を産生する器官がそれだけ少なくなるということですから、低体温になりやすくなります。
そして低体温になると、体の機能が低下するので、やせにくく太りやすい体になってしまいます。
リバウンドを繰り返すと、どんどんやせにくくなっていきますが、それは、どんどん筋肉が減っていくからなのです。
見た目はスレンダーな女性でも、CTスキャンで体の中を見ると内臓脂肪がとても多い「隠れ肥満」と呼ばれる体になっている人がいますが、こういう人のほとんどが、過度なカロリー制限によるダイエットとリバウンドを繰り返してきた人です。
そして、こうした人の多くは低体温です。
ですから、食事をこれに置き換えるだけという、低カロリーダイエット食品が巷で売られていますが、やせたあとの体のことを考えると私はお勧めできません。
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